京都大学大学院理学研究科技術室は研究・教育を円滑に進めるための技術支援を専門とする部署です。

グループ員の業務紹介

　研究基盤設備整備グループは、理学研究科の研究・教育の基盤となる部分を技術的に協力・支援しているグループです。したがって、所属メンバーは専門や配属先にとらわれず多種多様な技術を持った職員が在籍しています。

＜安全衛生＞
　北部構内における安全衛生および環境整備（安全講習会等の通知、自転車撤去、理学研究科における感染性廃棄物の処理に関する手続き、安全衛生巡視の実施、農学研究科にける大型廃棄物及び一般廃棄等搬出要領の通知など）。学部教育の実験施設の管理維持および実験を安全に行うための指導および教育。

＜情報技術提供＞
　理学研究科WEBサイト・部局メール等の理学研究科独自で運用している情報サービスの運用・管理・保守、学内ネットワーク（KUINS）・全学メール・ホスティングサービス等の学内提供サービスの利用サポート、北部構内事務部の事務職員PC端末の管理、事務用ファイルサーバの利用サポート、理学研究科・理学部ならびに北部構内事務部の情報環境の構築・運営・保守・サポート。大判プリンタの印刷・管理・保守。

＜寒剤供給および低温物質科学研究支援＞
　吉田キャンパスへの寒剤（液体窒素、液体ヘリウム）供給、および北部キャンパス機器分析拠点のSQUID磁束計の管理・保守。寒剤の利用や回収、安全に対する教育と支援、ならびに電気および磁気物性の測定やX線結晶構造解析の実験およびデータ解析の指導。

＜観測技術提供＞
　火山地域を主とした観測（一等水準測量・重力測定・地震観測、GPS観測等）の実施およびデータ提供、学生実習等における観測技術の提供、ドローンを使った空撮などの技術支援（DJI Phantom3, DJI S1000）。

＜小型中性子源運転＞
　小型中性子源の運転・保守・実験のサポートを中心に、棟の放射線管理関係・施設・設備・工事・物品管理等の支援。

＜試料作製技術提供＞
　地球惑星物質を主とした組織観察・微小領域分析用試料（薄片、研磨片）の作製、加工設備の運用・管理・保守、学生実習等における技術指導。

安全衛生巡視	サーバー管理	大判プリンタの管理	ヘリウムの充填
地球物理学的観測の実施	小型中性子源の運転	薄片作製

所属一覧：地球熱学研究施設-火山研究センター、サイエンス連携探索センター、環境安全保健機構低温物質管理部門、物理学第１教室、物理学第２教室、地球物理学教室、地質学鉱物学教室